- カードローンをよく利用している人からカードローン審査で通りやすいのは、独身の人よりも結婚している人、若い人よりも中年や高齢の方が信用されるのてま審査に通りやすいと話を聞いたのですが、実際の所どうなんですか？
- 結論からいいますと、審査は年齢や家族構成だけを見ている訳ではないので既婚者だからとか、高齢者だから審査に通りやすいという事はありません。申し込みした人が申請してきた借入額に対し返済してもらえるのかどうかが重要であるという事を覚えておいてください。返済して貰えるのかどうかが本質だという事を前提にして、今回は家族構成や年齢が審査にどう影響を受けるのかを解説していきたいと思います。
妻や子供がいると審査通過率が悪くなったり、借入限度額が減る？
突然ですが今結婚している人にお聞きします。
会社から貰っている給料を全額自分の為に使う事はできますか？
さらに、子供がいる人にお聞きします。
配偶者と2人で暮らしていた時と比べて自分のために使えるお金は増えましたか？
この質問に対して、自分の為だけに全額使えるもしくは子供が出来てから自分の為に使えるお金が増えた人はなかなかいないでしょう。
はっきりいいますと、結婚している人、子供がいる人がカードローンの審査時にスコアリングされる際、[収入=自分の為に全額使える]とはならないので全額使える可能性の高い独身の人に比べると不利が生じるという事です。
何度も言いますが、申し込み時に希望した借入額に対し返済出来るかどうかが本質ですからそれを忘れないでくださいね。
既婚者の場合、総量規制の枠内ギリギリまで借りる事は難しい
あなたの収入が例え世間一般の平均年収よりも高かったとしても、勤続年数や居住年数が長かったり、課長や部長クラスの職位を持っていたとしても、既婚者の場合は総量規制(年収の3分の1)ギリギリの借入限度額を希望しても難しいと思います。
なぜなら過去に既婚者または子供の居る人が今まで総量規制ギリギリまで借りた結果、返済が間に合わず自己破産したり、任意整理に及んだケースが後を絶たなかったというデータが信用情報機関や自社の顧客データに残っているからです。
なので、申し込み時に記載する借入限度額は、収入ベースで考えるのではなく、現実的に自分が使用出来る範囲で記載しましょう。
20代・30代の独身は審査で有利？
20代〜30代で収入があればその他の年齢と比較して審査時のスコアが高くなる場合があります。
更に独身であればポイントは高いです。
もちろん、今までに何らかのローンや携帯料金等の支払いで延滞等があり、事故情報として信用情報機関に載ってしまった人は別です。
自分の信用情報を開示する方法【審査落ち理由・ブラック扱い】
なぜ独身の20代～30代の人の方がポイントが高いかというと、
20代や30代は働き盛りなのでがつがつ仕事が出来る事や、病気や怪我があっても無茶が出来る年齢ですし
大きな病気にかかったりする可能性が高齢の方に比べて少ないので全く返済出来ないなんて事にはなりにくいからです。
また、独身が優遇される理由は、既婚者の場合、万が一返済が遅れてしまったり一時的に出来なくなる状況に陥ってしまった場合
配偶者や子供がいると家族を優先し、自分の借金返済を後回しにしてしまう人が多くいる為です。
独身の場合は自分しかいない訳ですから優先的に返済にお金を回してくれる可能性が高いので
今までのカードローン利用者の情報を元にスコアリングすると独身者の方が高くなる訳です。
これは余談ですが、年齢問わず過去に命に関わるような大きな病気や怪我にかかっていたりすると、
お金を貸した後、返済がまだ残っているのにもかかわらず亡くなってしまった…なんて可能性が増えるので
審査に影響を与える可能性が高くなりますので覚えておくといいでしょう。
現実的に返済出来る金額で申込しましょう
何度もしつこく言いますが、
申し込み時に希望した借入額に対し返済出来るかどうかが重要なので
既婚者だから・子持ちだから・高齢だから・持病があるからなんて理由で借りれない審査に通らないなんて事はありませんので
一旦変える事の出来ない家族構成や年齢など自分のステータスに関しては置いておきましょう。
現実的にあなたが余裕を持って返済出来る金額で申込すれば
事故情報などがない限り審査に通らないなんて事もありません。
という事で、
- 本当に今必要なお金がいくらなのか？
- 余裕を持って返済できる金額はいくらなのか？
- いつまで返済する必要があるのか？
- 1日、2日仕事が出来なくても返済出来るのか？
これらの事を申込する前に考えた上で借入額を決めて申込するようにしましょう。
