カードローン利用で住宅ローンに影響ある？審査通らない？ | 【カードローン比較】私のカードローン

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急にお金が必要になりカードローンを契約しようと思っています。そこで質問なのですが2年後か3年後に住宅ローンを利用してマンションを購入しようと思っているんですがカードローンを契約していると住宅ローンの審査に落ちてしまったりする事はあるのでしょうか？: カードローンの契約だけでは住宅ローンの審査にデメリット影響はありませんが、逆にいうとメリットもありません。今回はカードローンを契約していると住宅ローンにどう影響するのか解説していきましょう。

カードローンを契約するだけでは影響は殆どない

カードローンで申込した情報は信用情報機関に登録され管理されます。

信用情報機関は主に下記の3つです。

全国銀行個人信用情報センター
株式会社シー・アイ・シー
株式会社日本信用情報機構

これらの信用情報機関に各金融機関に加盟していますがカードローンの状況だけを管理している訳ではありません。
住宅ローンや車ローンまたはクレジットカードの審査・利用状況及び管理に使われております。

なのでカードローンを契約した後に住宅ローンを組もうとした際には、カードローンを利用している事、そしてどう利用しているのか延滞情報はないのか等を把握されます。
ですが、もしカードローンを契約しているだけなのであれば問題は基本ありません。

とはいえ、問題が100％無いという訳ではありません。

返済事情により審査に影響する場合も

カードローンを契約しているだけでは基本的に問題ありませんが、

返済が延滞している
貸し倒れ等で強制解約された
月収の大半を返済にあてている

このような状況の場合は審査に落とされる可能性が高くなります。
カードローンは多くても1,000万円（といっても基本ここまで借りている人は少ないですが）ですが、住宅ローンの場合は一般的に1,000万以上と高額のお買い物ですから、貸す側も厳しくしなければいけない厳格なローンなのです。
返済の延滞と貸し倒れの強制解約については説明せずとも理解して頂けると思いますが、問題は3点目です。

住宅ローンに当てる返済の比率が大事

住宅ローンの審査には申込した人の属性や、勤務先の状況、購入予定の物件、つまり申込者・申込者の会社情報・購入予定の物件ステータスを照合して、お金を貸しても問題ないのか、きちんと返済してくれるのかどうかを評価します。

この評価の中でもっとも重要なのが【返済比率】です。
返済比率とは簡単に言うとあなたの年収の中で物件の返済にどれだけ割けるのかを判断するものです。

住宅ローンには
返済比率計算式【全借入の年間合計返済額÷年収】

この計算で算出された比率が低ければ低いほど、物件の返済をきちんと出来る収入があると判断され住宅ローンの審査に有利になる訳です。

つまり、カードローンで借り入れしている金額が多ければこの比率が高くなってしまい、お金を貸しても返済してもらえないと判断され審査を落とされてしまうという訳です。
なので住宅ローンを申込する際には、カードローンで借り入れしている借金を出来る限り返済し出来れば完済した状態で審査に申込するのが望ましいです。

また、住宅ローンを契約する前に過去にカードローンやクレジットの契約をしていないかどうか調べておきましょう。
というのも、以前住宅ローンの契約をしようと審査に通してみたけど事故情報等が全く無かったにも関わらず通らなかった人がいました。

その人が自分の信用情報を確認した所、複数のカードローンやクレジットカードを解約せずにいなかった事を忘れていた事が信用情報機関に確認した事で分かった事があり、解約してから上手くいったという事もありますので信用情報機関で自分の情報を確認しておき使っていないサービスは解約しておきましょう。
自分の信用情報を開示する方法【審査落ち理由・ブラック扱い】

まとめ

カードローンを利用したからといって、必ずしもマイナスになる訳ではありません。

もちろん、返済が延滞してしまったり、返済出来ずに強制解約等の自己情報が残ってしまったり、毎月の返済でいっぱいいっぱいになってしまって生活が苦しくなっているのであれば審査に大きく影響してしまうでしょう。

しかし、カードローンを上手に使っているのであれば、信用情報機関にクリーンな履歴として残っている訳ですから、審査に有利になる要素として受け取られる事もあります。
また利用しているカードローンと住宅ローンを同じ銀行にした場合は信用情報機関だけでは照合できない返済履歴が事細かに把握できますから、より有利になる可能性が上がります。

住宅ローンの審査の事ばかり目がいってしまい、目の前にあるお金の問題を解決出来ないとなってしまっては本末転倒となってしまうので、気にせずカードローンを作ってもいいでしょう。