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カードローンの審査に落ちました。
理由は教えてくれなかったのですが、どうして審査に落ちたのか調べる方法はありませんか?
安定継続した収入があって総量規制内の借り入れだったとしても、携帯料金の支払いを3カ月以上延滞していたり、住宅ローンや車のローンなど他ローンの支払いを延滞させている場合、その情報が信用情報機関に残っている為にカードローンの審査が通らない場合があります。

他、3ヶ月以内に金融に融資の申し込みを3社以上した場合も事故情報(申込ブラック)として残ってしまう為、審査に通る事が難しくなります。
カードローンを複数の金融機関で申し込み・借入するのが駄目な理由

自分がなぜ審査落ちしてしまったのか?
本来、審査落ちの理由は聞く事ができませんが、なぜ審査落ちしたのかを信用情報機関の情報を通して分かる場合があります。

今回は信用情報機関についてと、自分の信用情報の確認方法についての2点について解説していきましょう

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短期間に複数の金融機関にカードローン審査をするのはNG

事故情報とは?

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過去に

  • カードローン
  • クレジットカードのキャッシング
  • 住宅ローン
  • 自動車ローン
  • 携帯料金

等の支払いを何か月も延滞させてしまった場合や、
1カ月から3カ月位の間に銀行やクレジット会社、消費者金融にカードローンの申し込み、審査を3社以上してしまった場合(申し込みブラック)などの情報が信用情報機関に残ります。

これを事故情報といいます。
いわゆるブラックリストです。

この事故情報が信用情報機関に残っている間、例え今までカードローンを利用した事がない人や公務員、高収入だったとしても、審査に通る事はほぼ不可能と思っていたほうがいいでしょう。


なぜ審査に通る事ができないのかを把握する前に、そもそも信用情報機関が何なのかについて把握する必要があります。

信用情報機関って何?

先ほどから何度も出ている信用情報機関とはいったい何か?ですが、


全国銀行個人信用情報センター – 全国銀行協会
住所 東京都千代田区丸の内1-3-1
電話番号 03-3214-5020


指定信用情報機関のCIC
住所 東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト15階
電話番号 0120-810-414
0570-666-414(携帯電話の場合)


JICC 日本信用情報機構(指定信用情報機関)
住所 東京都千代田区神田東松下町41-1
電話番号 0570-055-955


この3つの機関を総称してCRINまた、信用情報機関といいます。

全銀行、大手消費者金融は必ずいずれかの信用情報機関に加盟しております。
それぞれ信用情報機関に加盟している大手銀行や消費者金融を例としてあげると下記の通りです。

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全国銀行個人信用情報センター(KSC)

三菱UFJ銀行/みずほ銀行/三井住友銀行/地方銀行/信用金庫/組合銀行

シー・アイ・シー(CIC)

プロミス/SMBCモビット/アコム/信販系(クレジットカード)/中小企業の消費者金融

日本信用情報機構(JIC)

プロミス/SMBCモビット/アコム/三菱UFJ銀行/みずほ銀行/三井住友銀行/地方銀行/信用金庫/組合銀行

銀行系は全国銀行個人信用情報センターと日本信用情報機構に加盟している所が殆どですが、シー・アイ・シーの情報も参照されます。

なぜなら、銀行系のカードローンの保証会社が信販系や消費者金融だからです。
信販系や消費者金融はどこもシー・アイ・シーに加盟しています。

なので、銀行で借りる場合は全ての信用情報機関を参照されると思っていたほうがいいでしょう。
※もちろん銀行によっては信販系や消費者金融を保証会社として利用していない場合も中にはあります。詳しくは当サイトの各銀行カードローンの紹介ページに記載してあります保証会社をご確認ください



銀行系の審査が厳しいのも頷けますよね。

2017年3月までは総量規制対象外という事もあって消費者金融に比べて審査に通りやすいという口コミや評判も多くありましたが、銀行カードローンの融資は社会問題として挙げられており、今後審査は厳しくなり、審査に通す事が難しくなってくるかもしれません。



金融機関のカードローン審査通過の難易度についてはこちら

話が少し脱線してしまいましたので元に戻しましょう。

信用情報機関がどのような事を履歴に残しているのか
詳しく解説していきます。


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信用情報機関で残している個人情報って何?



昔、Aという消費者金融でお金を延滞している人がいたとしても消費者金融Bではその延滞情報を知りうる事が不可能な時代がありました。

その次代では審査をする際、自社の情報と申込みされた情報だけを頼りにその金融機関の支店にいるお偉い方が与信(審査通過)の判断をしていたんです。

自社の情報だけだと融資を利用する人が嘘をついて申し込みしていてもすぐには気が付きません。



そうなるとお金の借りたい放題です。

他の金融機関で借り入れ実績がないと嘘の情報を記載して好きに借りる事が出来てしまいますし、いつか返済もせずに夜逃げされてしまうなんて事が容易に出来てしまいますよね。

このような問題を解決する為に、間接的に借入等を利用した情報を銀行や消費者金融が共有できるようにする為、信用情報機関ができた訳です。

また、信用情報機関がいることで他社と個人情報が共有できるからこそ、その人の情報を一瞬で参照できる事でその人のローン履歴などをすぐに出せますから、貸しても問題ないのかすぐに判断出来ます。

そのおかげで即日の審査回答ができるようになったので、金融機関だけではなく、カードローンを利用する人にとっても無くてはならない存在になりました。


個人情報ってどんな事を残しているの?



これらの信用機関が登録している情報と機関は図の通りです。

登録情報 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
名前や住所等の本人情報 下記情報のどれかが登録されている限り残る
申込日や申込内容(審査落ちも含む) 1年を超えない期間残る
返済状況(金額・日・最終返済日) 利用中または契約完了から5年以内
債務の支払い延滞等事故情報の事実 借入利用中または完済日から5年以内
不渡情報 第1回目不渡は発生日から6ヶ月以内、取引停止処分は処分日から5年を超えない期間
官報情報 破産手続開始決定を受けた日から10年以内
登録情報等の苦情や調査 当該の調査中期間
本人確認書類の紛失・盗難等の本人申告情報 申告日から5年以内

登録情報 シー・アイ・シー(KSC)
名前や住所等の本人情報 下記情報のどれかが登録されている限り残る
申込日や申込内容(審査落ちも含む) 6ヶ月残る
返済状況(金額・日・最終返済日) 利用中または契約完了から5年以内
債務の支払い延滞等事故情報の事実 利用中または契約完了から5年以内
不渡情報
官報情報
登録情報等の苦情や調査 当該の調査中期間
本人確認書類の紛失・盗難等の本人申告情報 登録日から5年以内

登録情報 日本信用情報機構(JIC)
名前や住所等の本人情報 下記情報のどれかが登録されている限り残る
申込日や申込内容(審査落ちも含む) 6ヶ月残る
返済状況(金額・日・最終返済日) 利用中または契約完了から5年以内
債務の支払い延滞等事故情報の事実 延滞継続中、延滞解消および延滞譲渡事実等は発生日から1年
不渡情報
官報情報
登録情報等の苦情や調査 当該の調査中期間
本人確認書類の紛失・盗難等の本人申告情報 登録日から5年以内

どの信用情報機関でも残している履歴は基本的に同じですが、不渡・官報情報は全国銀行個人信用情報センターで明記しておりますが他の期間は不明です。

また延滞情報に関しては全国銀行個人信用情報センターとシー・アイ・シーは5年ですが、株式会社日本信用情報機構は1年以内と異なる点がありますので覚えておきましょう。


事故情報が残っていると融資は難しくなる

上記の加盟している所を見てもらえればわかる通り、どこの金融機関でも大体が全ての信用情報機関を参照する事ができるので、もしどこかの金融機関で審査に落ちてしまった場合は、他の金融機関でも同様に審査に通らない場合が多いので注意が必要です。

例えば大手消費者金融で審査に通らなければ中小の消費者金融、大手銀行で審査が通らなければ地方銀行等で審査申し込みするといいかもしれません。

また、車ローンや住宅ローンだけではなく大きな買い物での分割支払いも難しくなります。

信用情報機関への確認方法

実際にあなたが信用情報機関で事故情報が実際に残っているかどうかを確認する方法は3つあります。

  1. ネットや電話
  2. 郵送で送ってもらう
  3. 直接行く



それぞれ信用情報機関によって確認できる方法は異なりますので、詳細は上記の各信用情報機関の公式ホームページから確認してみましょう。


※どの金融機関も開示に料金が発生します

カードローンの申込をする前の注意点

安定して収入を得ている、総量規制内の融資、初めてのカードローン利用だからといって100%審査が通る訳ではありません。
あなたが過去どこかでカードローンやクレジット、車ローンや住宅ローンの支払い延滞、携帯料金の長期延滞、あるいはカードローンの申込を複数機関に対し短期間で行っていた場合(申し込みブラック)は審査を通す事は難しくなります。


また、事故情報が残っているのにも関わらず当たって砕けろ精神で他の金融機関に審査をすれば事故情報がさらに伸びるだけでいいことはありません。


もし過去上記のローン等でなにかしら延滞した事があったり、申込を短期間で複数行っていた事がある場合は審査の申込を行う前に、それぞれの信用情報機関に自分の情報がどう残っているのか確認をとってから審査をしたほうがいいでしょう。


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